DIYリフォームで使用する工具を紹介します。
採寸
コンベックス(スケール)

長さを測るために使います。100均でも売っていますが、正確に測るためにホームセンターや工具ショップなどで販売されているJISマーク付きの物を購入してください。
テープ長さは、家具寸法や隙間の寸法を測る為には短めの物でも大丈夫ですが、部屋のリフォームで使う事を想定しますと5.5mの物をお勧めします。
テープ幅は色々ありますが、幅が狭いタイプですとテープを伸ばした時に腰折れしてしまうので、19㎜以上を目安に購入する事をお勧めします。
本職の僕はいつも25mm幅のタイプを購入しています。テープに腰があって使いやすいです。また、落としてもツメが曲がりにくい設計になっていますので、少し高いですがおすすめです。
曲尺・指金

材料に寸法を印す特に使う曲尺・指金です。
僕は在来軸組み工法を専門に仕事をしていますので、尺貫法の指金を使っていますが、DIYをされる方にはmm・mの目盛りの方が使えると思います。
どの定規もそうですが、JIS製品などで少し高くてもしっかりした物を買う事をおすすめします。
レーザー距離計
測定した数値を目盛りを読まずに、数字で表示されるのスケール代わりに使える便利な距離計です。
DIYに必須な工具ではありませんが、あると便利な工具です。
天井高さを測る時や、窓の幅を測る時に、コンベックスでは慣れないと目盛りを読み違えたり、曲がってしまって正しく測れない事もあります。これは、測定に集中した後、ゆっくりと数字を読めますのでとても便利です。
僕はこの一つ前のZAMO2を持っていますが、新製品が出ています。

切断
カッターナイフ

薄手のベニアや石膏ボードを切る時に使います。文房具で使う小ぶりなサイズより、サイズはL型といわれる大型刃が力が入って便利です。
ノコギリ(木材、合板)

替え刃ノコギリをお勧めします。
合板やベニヤ板やMDF材などの新建材を切る時に、ゼットソーやタジマのゴールド鋸を使っています。サイズは265が便利です。
上記の鋸ですと、縦挽き(木の繊維の方向を切る)はできないので、縦横が挽ける両刃の鋸も必要になってきます。こちらも替刃タイプです。
ノコギリ(樹脂等)
室内リフォームで樹脂の見切りや幅木等を切断する事がありますが、木材用のノコギリですと、切り口が荒くなってしまいますので、刃の細かいパイプカッターなどを一つ買っておくと便利です。
カッター定規
カッターで切断する時に使用する定規です。普通の物差しなどでは幅が狭く、切断する時にカッターの刃先で指を怪我してしまう恐れがありますので、安全の為にこちらの入手をお勧めします。
取手がついているので力を入れやすく、僕も使っています。
電動工具
DIYのホームページを見ると、電動工具をおすすめされてる事が多いですが、正しい使い方ができないと大事故を引き起こす事があります。僕はその現場に遭遇した事はありませんが、父の友人は指が無い人が結構います。
ただし、インパクトトライバや電動ドリルや電動ドライバーがあるとちょっとした穴あけからネジ締めに便利です。
色々なメーカーから出ていますが、マキタかハイコーキをおすすめします。バッテリーの電圧はイロイロありますが、DIYでしたら14.4Vが使いやすいと思います。
インパクトドライバがあれば何とかなっちゃうので、電動ドライバを持っていない大工さんも多いです。
あと、一つのメーカーにまとめる事でバッテリーや充電器を使いまわせる便利さがあります。ついでに、掃除機を買っちゃうとDIYの時だけじゃなく、車内の掃除やリビングの片隅に置いてちょっとホコリを吸いたい時など、大活躍です。
インパクトドライバ
電動ドライバー
コードレス掃除機
脚立・踏み台
天井近くの取付作業や、窓上部のカーテンレールなどの取り付けに必要な脚立・ふみ台です。
脚立

踏み台

その他
下地センサー
見えない壁等の下地を探すセンサーです。
新築時には前もって下地を入れておくので必要ありませんが、自分で施工した物件以外ですとどこに下地があるのかわからないので、リフォーム時などで使います、
機種やメーカーによって使い方が違ったりする為、微妙に難しい機械です。うちにも2台ありますが、メーカーが違い父はいつも勘違いしていました。
慣れると簡単に下地の位置が把握できるので、一台あるととても便利です。
下地探し
針を刺して、下地の有無を確認する物です。あらかた下地の位置が分かっている場合には便利ですが、下地の位置が全く分からない場合ですと、上記の下地センサーの方が便利です。